セキュリティポリシー - 4. セキュリティ更新手段
4.1 セキュリティ関連の更新の追加
セキュリティ更新は、 Fink パッケージ化されて問題が発見されたときに、ソフトウェアの作者によって確認されたときに一度だけ行う。 更新の前に、下記の条件が満たされる必要がある。
- ソフトウェアの作者はメンテナと Fink Core Team に直接連絡をし、パッチや回避方法を伝える。
- 問題の Fink パッケージのソースに対し、前述のソースがセキュリティ速報を発行した。
- 下記のソースにパッチが発行された : BUGTRAQ,FULLDISC,SF-INCIDENTS,VULN-DEV.
- 公式セキュリティ報告がなされ、 CVE 候補状況が設定された。 また、問題の詳細が記述され、回避方法、パッチ、ソースの更新へのリンクが提供されている。
- パッチまたは回避方法とともに、行動を起こすようにメンテナと Fink Core Team に直接連絡が来た。
4.2 unstable から stable への移動
あるパッケージのセキュリティ更新は、まず unstable ツリーに対して行われます。 12 時間以内にパッケージの info (とパッチ) ファイルは stable ツリーに移されます。 この間は、更新されたパッケージが動作し、新たな問題を起こさないことを確認します。
次: 5. 告知